カミングアウト

先日、普段やり取りさせていただいております、
金融機関の担当者と何気ない会話のなか。

担当者「キケンジさん、この名づけの由来は？」
キケンジ「ああ～それですね。実は私、マルサの女の映画が大好きでして・・・。」

キケンジ、個人的に往年の名作
「マルサの女」が大好きなんです。

劇中で山崎努さんが演ずる権藤社長。
税務署の家宅捜索を受ける最中、お金をコップの水に例える場面が、
当時小学生ながらに、
非常に印象に残っている次第であります。

どんなにのどが渇いても、コップの水を飲んではいけない。
コップになみなみと水が溢れて、ほんの数滴流れでた雫で喉を潤す。

コップの水同様、お金もある程度入ったからと、使ってしまっては貯まらない。
溢れ出てからも、辛抱して辛抱してようやく、ほんの少しだけ使うという概念。

要するに、元金には手を付けず、
金利だけでしのいでいくというものですね。
ＩＲＲの知識を得た今も、非常に共感できる要素があります。

そんな話をすると、担当者からも
担「ああ～知ってます知ってます！！あれ、税務署のやつですよね～。
　　私も子供ながらに見ました！」
キ「そうですか！知っていただいて私も嬉しいです！
　　なんかいいですよね～。」
担「ええ、私の父も税務官の仕事をしていたから、ああ父の仕事はこんなのかなと、
　　漠然と知ったことを覚えています。
　　確かに確かに、記憶に残る映画でしたよね～。」
キ「えっ！！税務官ですか？？(ﾟдﾟ)！」

融資付けの商談をしているなか、
まさかまさか、そんなカミングアウトが・・・。

悪い事はできないものです。
心の中で、あわよくば耐用年数以上のローン年数をと、
ほんの少しだけ、夢を見ていましたが、
「まっとうにせいよ！！」
と不動産の神様からのお達しと受け止めます。

ありがたやありがたやーー！！　(*- -)(*_ _)ペコリ

それでは、また！！

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