やり方次第

昨日は、以前お断りした案件が、
他社で成約した事例を２件ほど、
通りがかりで見かけました。

ひとつは、1.5億円の土地の売却。
1,000坪を超し、某女子大学前の大きな敷地。

勤め先での対応は、建売業者さん経由で、ハウスメーカーさんへ持ち込みますが、
開発許可が絡むなど諸事情のため、二束三文の言い値。
また借地人が存在し権利関係がちょっと複雑。
売主さんはちょっと高めと思われる1.5億円での値付けから譲らず、
当社では売りきれないと弊社判断で、お断り差し上げる。

ひとつは、個人さん宅の建て替え案件。
親子２世帯住宅での建て替え希望でしたが、
独身の息子さんが、アルバイトで収入が少ないため、ローン審査が通らず。
建築資金が調達できないと弊社判断で、お断り差し上げる。

しかし、２案件ともに、他社さんで成約。
やっぱりあるんですね。やり方が。
せっかく頂いたお話、非常に心残りです。

会社によって、対応できることできないもの。
勤め人であるが故、思うように事を進められないことは、
皆さん大いにあると思います。

コロナ禍で大きく変化するいまのご時世。
固定概念を捨て去り、臨機応変に考えに考えて、考え込みあげることが、
クライアントファースト≒ベストプランに繋がると、
勉強させて頂いた一日でした。